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熊本地震発生後、シーズンを迎えている修学旅行の宿泊のキャンセルや延期が九州各地で相次いでいる。「危険」とのイメージが広がっていることなどが原因とみられ、被害がほとんどなかった長崎、鹿児島で、判明分だけでも延べ約3万8500人分が取り消された。各県の担当者は余震が続き終息の見通しがつかない中、「安全性をアピールして呼び込みを図りたい」と苦心している。
九州ではこのシーズン、平和教育や農業体験などを目当てにした関西や中国地方からの修学旅行が多い。しかし、4月14日の地震発生後、長崎県では県観光連盟に加盟する107の宿泊施設で5月2日現在、延べ約3万人分のキャンセルが出ている。県の観光担当者は「九州は危険というイメージが先行しているようだ」と話す。
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