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田中優子の江戸から見ると

江戸のデザインとエンブレム

 江戸文化は無数の文様を生み出した。五輪エンブレムになった市松文様はそのひとつだ。このエンブレムが優れているのはまず、剽窃(ひょうせつ)の疑いを持ちようがないことである。市松文様は世界中に古代からあり、あまりにも普遍的で盗作とはいえない。

 しかし普遍的な図形を個性的に使いこなすのは極めて難しい。使い方に高い創造性が必要だ。市松文様は石畳文様と言われ他の文様と一緒に組み合わされていたが、江戸時代ではより細かくなり、はっきりしたコントラストで清潔かつ粋になった。色遣いは藍色と白。浴衣は圧倒的にその色遣いだった。衣類ばかりでなく江戸で使われた磁器も染め付けといって、やはり藍と白だった。エンブレムに使われた市松文様と…

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