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三菱自不正

企業城下町に打撃 下請け・スーパーも影響

約1300人が自宅待機となっている三菱自動車・水島製作所の正門=岡山県倉敷市で2016年5月5日、土屋渓撮影

 三菱自動車の燃費データ不正問題が、地域経済や雇用に暗い影を落としている。岡山県では軽自動車の生産停止に追い込まれた水島製作所(倉敷市)に加え、部品メーカーなど周辺の下請けにも操業停止の影響が波及している。突然、仕事が消えた企業城下町。従業員や経営者たちは先行きが見通せない状況に戸惑いを隠せずにいる。

 「また(不祥事を)やってくれたか。別の仕事先を探した方がいいかな」。倉敷市内の社宅前で男性従業員(33)は所在なげにたばこを吸いながら不安な心境を語った。

 不正が発覚した4月20日以降、問題の「eKワゴン」など4車種を生産していた水島製作所では、従業員約3600人のうち約1300人が自宅待機に追い込まれた。三菱自は2000年と04年のリコール(回収・無償修理)隠し問題が経営を直撃。男性は「今回も上がやったこと。工場の従業員に責任はない」とやり切れない思いだ。生産再開のめどは立たず2人の子どもを養うために妻はパートに出ることを決めた。

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