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【マニラ平野光芳】9日に投票されたフィリピン大統領選で、過激な発言で人気を集めるロドリゴ・ドゥテルテ・ダバオ市長(71)が当選した。ドゥテルテ氏は来月30日の就任に向け、政権の移行作業を急ぐ方針だ。南シナ海の領有権問題で中国にどう対処するかも注目されている。
開票率約90%の段階で、ドゥテルテ氏の得票率は約39%。2位のマヌエル・ロハス前内務・自治相(58)や3位のグレース・ポー上院議員(47)に600万票近い大差をつけ、事前の予想を上回る圧勝だった。
ドゥテルテ陣営の報道担当者は10日、憲法の改正を含む大胆な改革に乗り出すと表明。退役軍人などを政権幹部に登用する方針だ。
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