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とっとりの美

県立博物館から 前田寛治の素描 創造の裏側映し出す /鳥取

 何気なく美術館で鑑賞する作品は、その一点が出来上がるまでに、たくさんの工程を経ています。例えば、レストランで食べる一皿が、野菜の皮むきや下処理、肉のアク抜き、温度管理など、目に見えない所で費やされる料理人の多大な時間と労力によって作られることを思い起こしてください。あるいは、漫画やアニメーションといったなじみのある表現も、アイデアスケッチやコマ割り、カラーリングといったプロセスを経てようやく原画が作られ、印刷や映像編集など最終的なメディアに合わせて仕上げられます。

 絵画作品においては、「素描」は主要な工程の一つであり、油彩画、日本画といったジャンルを問わず、重要な役割を持っています。現在、当館では、前田寛治(1896〜1930年)の素描をその初期から晩年まで約100点紹介していますが、詳細に見ていくと、一口に「素描」といっても、実は、さまざまな性質があることがわかります。

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