私はこう見る 米軍駐留延長に期待 アフガン治安アナリスト、アフマド・ハシーブ・ファルハン氏
毎日新聞
2016/5/12 東京朝刊
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11月の米大統領選は共和党のドナルド・トランプ氏と民主党のヒラリー・クリントン氏の戦いになるとみられている。アフガニスタンにとっては、トランプ氏が大統領に就任した方がいいと考える。
米軍はアフガンに駐留しながら治安部隊に訓練や装備品の提供を続けている。トランプ氏は今後も長期間にわたり、(現状の)1万人規模の米軍を駐留させるべきだと主張している。それが実現すれば、アフガン軍の能力向上につながるだろう。
共和党の中には、(米軍撤退後に治安が不安定化した)イラクの過ちを繰り返さないため、米軍が長期的にアフガンに駐留すべきだという合意が形成されているはずだ。トランプ氏もアフガン政策で決定を下す際はこうした党の方針を反映させることになるだろう。
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