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ヒバクシャ

’16春/3 原爆は離れてくれん 下平作江さん(81)

病室のベッドで手帳を手にする下平さん

 大型連休中の4日、下平作江さん(81)は長崎市内の病院のベッドで寝ていた。2週間前、頭がくらくらして動けなくなり、救急車で病院に運ばれた。5月は、修学旅行生らに被爆体験を話す予定が詰まっていたが、それも全て断った。「原爆はいつまでたっても私から離れていってくれん」

 原爆の後遺症で子宮や卵巣などを摘出し、6年前には肝硬変になった。白内障などで両目の視力は低下し、医師から処方される薬は15種類ほどに上る。股関節には人工骨が入り、思うように体も動かない。だが、子供たちに体験を話す気力は衰えない。「若い方に、二度と戦争はいけないと伝えるのが、生き残った私の責務だから」。体調が戻れば、体験講話を再開するつもりでいる。

 オバマ米大統領が今月27日、広島を訪問する。下平さんには、大統領に知ってほしいことがある。長崎の爆…

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