- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
自民党の小泉進次郎農林部会長ら若手議員による「2020年以降の経済財政構想小委員会」は11日、厚生労働省を分割し、二つか三つの新省庁に再編する提言をまとめた。12日に稲田朋美政調会長に提言書を渡し、党内での議論を始めるよう要請する。
厚労省は年金、医療、雇用など業務内容が多岐にわたる。提言案は、01年の省庁再編で旧厚生・労働両省が統合して誕生した厚労省について「社会保障や雇用対策など広範な重要業務を担当している。1人の大臣、一つの役所だけで担当することは困難になりつつある」と指摘し、厚労省を業務ごとに分割すべきだとした。
3分割案は、年金、医療、介護を担う「社会保障」、少子化対策などを担う「子ども子育て」、雇用や女性支援を担う「国民生活」への再編を提案。2分割案は「社会保障」と「国民生活」に再編する。また、分割せずに現在の厚労省に大臣を2人置き、業務分担させる案も示した。
この記事は有料記事です。
残り495文字(全文887文字)