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号外巨人選手 新型コロナ感染の疑い
今週の本棚

ポスト成長 広井良典・選

 <1>経済学原理全5冊(ジョン・スチュワート・ミル著、末永茂喜訳/岩波文庫/品切れ)

 <2>成長の限界 ローマ・クラブ「人類の危機」レポート(デニス・メドウズほか著、大来佐武郎監訳/ダイヤモンド社/1728円)

 <3>さらば、資本主義(佐伯啓思著/新潮新書/799円)

 先般公表された国勢調査では、2015年の日本の総人口は前回(10年)から初めて減少に転じたことが示されていた。日本が本格的な人口減少社会に移行する中で、経済や人口が増加を続けるという従来の「拡大・成長」モデルとは異なる、新たな社会の構想が求められている。

 実はこうした構想を明確な形で初めて提起したのは19世紀イギリスの思想家ジョン・スチュワート・ミルで、ミルは著書<1>(1848年)の中で、人間の経済はやがて「定常状態」に達すると論じた。ミルの議論の印象深い点は、彼が定常状態をポジティブなものとしてとらえていた点であり、そうした状態に達することで人間はむしろ真の豊かさや幸福を得るとミルは考えたのである。

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