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ワールド・トレジャー

特派員が選ぶ私の世界遺産 総統府(台湾・台北) 陽光に映える存在感

台湾市中心部に建つ総統府は威風堂々とした姿が印象的だ。庁舎中央には60メートルの塔がそびえる

 台北市の中心部で、道幅40メートルの大通りの西端に、威風堂々とした建物が存在感を示す。台湾の歴代総統が執務を行ってきた総統府。前身は日本統治時代(1895〜1945年)の1919年に完成した台湾総督府だ。

 建物は5階建てで、中央には60メートルの塔がそびえる。建設時、台北市で最も高かったという。赤レンガの外壁と御影(みかげ)石の白石が帯状に配されている。その美しさが際立つのは朝だろう。東から陽光が差し込み、赤と白色が鮮やかに見えるからだ。敷地には大王ヤシの木々がそびえ、南国らしさを感じさせる。台湾では重要な祝賀行事も総統府前で催され、政権批判のデモもここに向かう。建築から100年近くたった現在も台湾政治の中枢だ。

 総統府の一部には見学コースがある。「日本人の方はこちらに並んでください」。平日の見学は事前予約のうえ、中国語と日本語とそれぞれ10人ほどのグループに分かれて回る。コースでは建物の歴史や台湾が日本に割譲された歴史、歴代総統の紹介、台湾の産業など内容は盛りだくさんだ。

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