業務の改善に挑む学校/下 工夫して疲弊なくす 横浜・岡田教育長インタビュー /神奈川
毎日新聞
2016/5/17 地方版
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保護者も「働き方」に関心
教職員の負担を軽減する取り組みについて、横浜市教育委員会の岡田優子教育長に話を聞いた。【水戸健一】
市教委が主体的に取り組むきっかけは−−
2012年4月に就任し、初仕事が通知票の誤記載の発表。子どもを項目別に丁寧に評価する中で起きたミスで、原因を調べることになった。すると、教職員が長期休暇も取らずにバタバタと働いている様子が見えてきた。6年目までに2割が辞める。仕事と家庭の両立が難しいという理由だ。学校で教え子を育てる職業なのに、自宅で我が子と満足に接せられないことに違和感もあった。そこで、一日の時間の使い方を検証しようと、全教職員を対象にアンケートを実施した。
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