メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

 江戸時代の1855年11月11日、江戸直下型の大地震が起きた。推定マグニチュード7級の「安政江戸地震」だ。「安政見聞誌」はその詳細を描いた。本所から江戸を見ると、あちこちに炎が上がっている。近くからも描いているが、家屋が崩壊し火の手が上がって、実にリアルである。翌年刊行された「安政見聞録」では、地震直後に家から飛び出した人たちが雨戸をはずして地面に敷いて亀裂から身を守っている様子や、障子やふすまを使って避難所を作っている様子、武士がボランティアでにぎりめしを配っている姿などが描かれている。

 このように江戸時代の事件報道はかなり詳しく、津波、噴火、大火などもすぐに刊行されて売られた。しかしそれは今私たちが求めているジャーナリズムと同じかと言えば、そうではない。

この記事は有料記事です。

残り431文字(全文765文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 四国銀行vs初陣ハナマウイ 第5日第2試合スタメン 午後2時から 都市対抗野球

  2. 大人気、耳にかけないマスク 「小耳症」の人にも 誰もが当たり前に着けられるように

  3. 注目の裁判・話題の会見 社会に出て半年、「これから」だった25歳女性 座間9人殺害 11月10、11日公判詳報

  4. 白石被告、自白の理由は「部屋に証拠が残り観念」 座間9人殺害公判 被告人質問

  5. GSで偽1000円札使われる 山口・下関 透かしある手の込んだ作り 記番号や印影はなし

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです