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科学の森

合成生物学へ 期待と不安 世界最小ゲノムの人工細菌作製成功

 米国の分子生物学者、クレイグ・ベンター博士らが3月、生命の維持に必要最小限のゲノム(全遺伝情報)で人工細菌を作製したと報告し、注目を集めた。将来は人間に有益な生物を作ることが目標の一つだが、悪用はされないのか。期待と懸念の中、開発が進む。【須田桃子】

 ベンター博士らの研究チームは2010年、「マイコプラズマ・マイコイデス」という細菌のゲノムを基に、人工合成したDNAから外見や性質が同じ細菌を人工的に作製したと発表した。今回はその人工細菌のゲノムから生命活動に必須でない遺伝子を除いた世界最小ゲノムの人工細菌を作った。「生命の中枢機能を調べたり、全ゲノムをデザインしたりするうえでの基盤にできる」と意義を強調する。

 ゲノムは生命の「設計図」だ。細胞内でこの情報を担うDNAはアデニン(A)、グアニン(G)、シトシン…

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