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大阪・海遊館

絶滅危機ペンギンの人工繁殖に挑戦

世界初の人工授精前に臨むミナミイワトビペンギン=大阪市港区の海遊館で2016年4月20日午後3時49分、宮嶋梓帆撮影

 海遊館(大阪市港区)が、絶滅の恐れがあるミナミイワトビペンギンの人工繁殖に挑んでいる。2011年から毎年挑戦しているが、これまでは成功していない。今年は、国内で最も多く飼育している葛西臨海水族園(東京都)に協力を求め、若いペンギンの精液を採取して新幹線で運び、海遊館の雌4羽に注入した。ペンギンの人工繁殖はマゼランペンギンで成功した米国の1施設しかなく、成功すればミナミイワトビペンギンでは世界初となる。

 海遊館は雄13羽と雌7羽を飼育しているが、自然繁殖は10年に2羽がふ化したのが最後。高齢化が進んでいることもあり、11年に人工授精を始めた。協力している神戸大大学院農学研究科の楠比呂志准教授(保全繁殖)は「排卵日に合わせて雄から精液を得るのが重要だが、うまく合わなかった」と話している。

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