党首討論
岡田氏、増税先送り主張 安倍首相より先に
毎日新聞
2016/5/19 06:00(最終更新 5/19 06:00)
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参院選に向け論戦の主導権を狙う
民進党の岡田克也代表は18日の党首討論で、2017年4月の消費増税について「引き上げを先送りせざるを得ない状況だ」と初めて明言した。増税延期を検討する安倍晋三首相より先に主張することで、夏の参院選に向けた論戦の主導権を握りたい考えだ。12年に増税を決めた民主(当時)、自民、公明の3党合意を担当相として主導した岡田氏の突然の発言に、与党には戸惑いが広がった。
岡田氏は、首相が14年衆院選で増税の1年半延期と景気回復を公約に掲げたことから、「約束が果たされないなら内閣総辞職だ」と再延期にクギを刺した。増税の是非でなく、増税を延期せざるを得ない現在の経済状況を「アベノミクスの失敗」と位置づけ政権批判に結びつける考えだ。
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