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コトバ解説

「喫茶店」と「カフェ」の違い

コーヒーを飲むならどちらでも ではビールは?

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魚屋「この秋にオープンさせたい!」
魚屋「この秋のオープンを目指すぜっ!」 ケビン「何をオープンスルノ?」 魚屋「干物喫茶を始めるつもりだっ。」 ケビン「干物喫茶?」 魚屋「干物とコーヒーをメーンにした、全く新しい喫茶店だぜっ!」 ケビン「正直、微妙……。」 魚屋「干物サンドに干物カレーなどのメニューもあるぞっ。どうだっ?ビールも出すぜっ。」
ケビン「そ、ソウダネ……。もはや『喫茶店』ではなく、『カフェ』ダネ……。」 魚屋「『カフェ』だなんて、そんな西洋かぶれなっ! うちはあくまで『喫茶店』。喫茶店の営業許可を取得するぜっ。」 ケビン「それはダメデース。『喫茶店』と『カフェ』の違いを理解しないと……。」
今回は「喫茶店」と「カフェ」の違いを説明していきましょう。 その違いは、飲食店などの営業について定める食品衛生法にあります。 「一般食堂、料理店、(中略)カフェー、(中略)その他食品を調理し、又は設備を設けて客に飲食させる」。一方の「喫茶店営業」は「喫茶店、サロンその他設備を設けて酒類以外の飲物又は茶菓を客に飲食させる」とされています。
つまり「カフェ」が含まれる「飲食店」は、お酒を含む飲食の提供を前提としています。これに対し「喫茶店」は、お酒を除く飲み物と、お茶菓子程度の簡単な食事の提供を前提としているのです。 簡単に区別するなら、「カフェ」ではお酒を出せ、「喫茶店」ではお酒を出せない、ということになりますね。 しかし、世の「喫茶店」の全てがお酒を出さないというわけではありません。お酒も出せば、手の込んだ料理を提供する「喫茶店」だってあります。 そんな「喫茶店」は「飲食店営業許可」をとっているんですね。店名に「喫茶店」とあっても、その業態は通常の飲食店というケースなのです。 ケビン「『カフェ』であっても『喫茶店営業』のみのところもアリマスネ。」
魚屋「『干物カフェ』もありだなっ」
魚屋「それなら『干物カフェ』にするか……。」 ケビン「デスカラ、店名の問題ではないんデスッテバ……。」 魚屋「そりゃ分かってるよっ。やっぱ、外国人客も想定して、『カフェ』の方がいいと思っただけでいっ!」 ケビン「インバウンドを意識しているとは、意外デシタ。では、まとめにイキマース。」
「喫茶店」は酒類を提供できません。 「カフェ」は酒類を提供できます。

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