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金言

外国首脳に慰霊の場を=西川恵

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 オバマ米大統領の広島訪問は原爆の犠牲者を悼み、核廃絶を誓う機会となるようだ。日米のメディアは政府スポークスマンに「謝罪するのか」との質問を繰り返し投げているが、日本の世論や広島・長崎の被爆者たちからは謝罪を求める声は聞こえてこない。世論の方が冷静で、未来志向だ。

 もっともいまは広島に焦点が集まっているが、外国首脳の慰霊という点で日本は不規則な状態にあることはいま一度押さえておくべきだろう。これまで広島・長崎を慰霊した外国首脳は多数おり、ついには原爆を投下した当の米大統領も広島を訪れるのだが、日本の全戦没者に対して外国の首脳の慰霊がいまだ行われていない現実がある。

 外国の首脳が、訪問した国の戦没者記念碑や無名戦士の墓など、その国のために命をささげた人々を祭った場所を訪れ、頭を下げるのは重要で厳かな外交儀式で、相互慣例となっている。天皇、皇后両陛下も、日本の首相も、国賓やそれなりの立場で訪問をすれば、必ず記念碑に詣で、献花し、黙とうする。

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