特集

ニュース&トピックス

クラシック界のニュースや、音楽家のインタビューなどを紹介します。

特集一覧

バルカン室内管弦楽団

旧ユーゴ和解のハーモニー 柳沢さん懸け橋に 6月来日公演

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
バルカン室内管弦楽団の2015年セルビア・ベオグラード公演=柳沢寿男さん提供
バルカン室内管弦楽団の2015年セルビア・ベオグラード公演=柳沢寿男さん提供

 内戦で多くの犠牲者を出し、民族同士で憎しみ合った歴史を持つ旧ユーゴスラビア。今も対立が続く中、かつての敵が思いを一つにハーモニーを奏でるオーケストラがある。指揮者の柳沢寿男さん(44)が設立した「バルカン室内管弦楽団」だ。6月、4度目となる来日を果たし、5日に長野・岡谷で、同10日には東京・第一生命ホールで公演する。民族を超えた楽団が、平和にこめた思いとは−−。【中嶋真希】

 同楽団にはコソボやセルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナなど旧ユーゴのすべての国の音楽家約50人が在籍している。いずれも旧ユーゴスラビア崩壊後、激しい内戦を経て独立した国々だ。柳沢さんが楽団設立を思い立ったのは、混乱が続くコソボで2007年3月、コソボ・フィルハーモニー交響楽団に客演したのがきっかけだった。

この記事は有料記事です。

残り1318文字(全文1660文字)

次に読みたい

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る