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漫画で解説

燃費データ不正問題の巻

三菱自動車が軽自動車でズルを…業界再編もありうる?

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三菱自動車のデータ不正が続々と明らかになりました。 燃費を実際より良く見せていたのです。 まずは軽自動車です。2013年6月から生産した4車種(eKワゴン、eKスペース、デイズ、デイズルークス)で5~10%数値を上乗せしていたのです。 デイズ、デイズルークスは日産自動車に供給している車種です。 次期モデル開発で日産が改めてテストしたところ、不正が発覚しました。 eKワゴンはエコカー減税対象だったのですが、不正発覚で減税期が見直される可能性があります。
ところで、燃費とはそもそも何なのでしょうか。 燃費とは、ガソリン1リットル当たりで走れる距離のことです。 自動車メーカーはタイヤの摩擦などを考慮した数値「走行抵抗値」を国に提出します。 「自動車技術総合機構」はその値を入力した屋内の計測器に車を乗せて燃費を測ります。これは「カタログ燃費」と言われています。 ただし現実には急発進や急停車、走行条件もあるので、実際の燃費はカタログ燃費より2割程度悪くなるのが普通です。
三菱自動車はこの「走行抵抗値」で不正をしたのです。 国が決めた測り方は「惰行法」と言って、走行中にギアをニュートラルにし、何も操作しないで10キロ減速するまでにかかる時間を6回計ります。 本来は中央値から抵抗値を算出するのに、三菱自動車は中央値より低い値を意図的に選んだのです。 更にモデルチェンジの際必要な走行実験をせず机上計算で済ませたり、他車種では違う測定法で抵抗を算出していたりしたのです。 どうしてそんな事をしてしまったのでしょうか。 現行モデル発売の13年ごろは原油高も相まって軽自動車の燃費競争が激化。 ダイハツとスズキの「2強」に比べて三菱自は燃費面で見劣りしていました。
eKワゴンで29.2km/lという社内目標値を設定していたのだそうです。 今回の問題を受け、初代eKワゴンの開発責任者などを務めた相川哲郎社長は辞任する意向です。 三菱グループからの支援に加え、日産自動車が約3割出資して経営再建を目指すと発表しました。 不正問題がきっかけで業界の大型再編につながるかもしれず、肉屋の牛島さんは気になって仕事どころじゃないようです。 善蔵さんがまだ今晩のおかずを買えてないのにお店を休みにしてしまいました…。

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