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ストーリー

玉屋庄兵衛さんのからくり(その2止) 280年 継承の技

静寂のなか工房で作業する玉屋庄兵衛さん。柱時計の振り子と換気扇の音だけが響く=名古屋市北区で、兵藤公治撮影

 

 ◆尾張で花開いたからくり

 名古屋市北区にある鉄筋コンクリート造り3階建ての建物に、からくり人形師・九代玉屋庄兵衛さん(61)は工房を構える。ノミや彫刻刀、のこぎりなどの道具箱になったタンスがいくつも重なり、頭上の壁には七代目の父と八代目の兄の遺影が掛かっている。作業台は父から使い続けるイチョウの切り株だ。

 12畳の工房に響くのは柱時計の振り子の音と換気扇の音だけ。玉屋さんは大好きなたばこを手放さないが、無駄口を一切きかない。傍らで、内弟子の弟、高科正義さん(57)と一番弟子の猪飼伸之介さん(39)が黙々と手を動かす。

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