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『薄田泣菫宛書簡集』完結 文人たちの息づかい 出身地の倉敷市収集、産官学が協力

 新体詩の完成者として明治詩壇をリードした人物が生きた時代を手紙から探ることができる『倉敷市蔵 薄田泣菫(すすきだきゅうきん)宛書簡集』(全3巻、八木書店刊)が完結した。

   ■  ■

 薄田(1877〜1945年)は岡山県倉敷市生まれ。代表的詩集に『暮笛集』『白羊宮』などがある。大阪毎日新聞社(現・毎日新聞社)に勤め、芥川龍之介や菊池寛などを起用するなど、「娯楽演劇が中心であった紙面から学芸・文芸の紙面へと変えていった」(浦西和彦「薄田泣菫と泣菫宛て書簡について」)手腕を発揮した。夕刊に連載されたコラム「茶話」によって、名エッセイストとしても知られる。

 書簡集は、同市が所蔵する薄田宛て書簡1700通の中から95人の書簡564通を収録。主な収録人物は芥川、有島武郎、石川啄木、泉鏡花、菊池、北原白秋、志賀直哉、谷崎潤一郎、徳田秋声、永井荷風、森鴎外、与謝野晶子など。作家編▽詩歌人編▽文化人編に分け、それぞれ2014〜16年に刊行された。未公開書簡が438通も含まれている。

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