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寺脇研さん「競争から共生へ」若者が未来を作る ゆとり世代の活躍期待

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高校生たちが日本の教育について考えるイベント「高校生教育再生会議」で、議論に加わる京都造形芸術大学教授の寺脇研さん=東京都渋谷区で2016年5月8日、五十嵐英美撮影
高校生たちが日本の教育について考えるイベント「高校生教育再生会議」で、議論に加わる京都造形芸術大学教授の寺脇研さん=東京都渋谷区で2016年5月8日、五十嵐英美撮影

 18歳の選挙権を考える「vote18インタビュー」。第8回は、京都造形芸術大学教授の寺脇研さん(63)。文部科学省の官僚時代、ゆとり教育の旗振り役を務め、退官後は若者たちの意見表明に積極的にかかわっています。若者への期待を聞きました。【五十嵐英美】

 高校生が未来に向けて教育について語り合うイベント「高校生教育再生会議」が5月8日、東京都渋谷区で開かれた。高校生が自ら企画し、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で参加者を募っている。6回目の今回は東京や大阪などから約20人が集まった。学校や教育制度について普段思っていることを話し合い、最優秀プレゼンを文科省に提案する。寺脇さんは助言者として毎回参加している。

 −−率直な意見が出ていましたね。「受け身の授業ばかりで、もっとディスカッションの場が必要だ。社会のニーズに合っていない」「新しいことをやりたがらない先生が多い」……。今どきの高校生はプレゼンもうまいです。

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