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オバマ氏広島訪問

被爆証言する科学者、核廃絶の願い託し

被爆体験を振り返る葉佐井博巳さん=広島市佐伯区で2016年4月26日、山田尚弘撮影

 オバマ米大統領による被爆地・広島への歴史的な訪問が27日に実現する。被爆者で核物理学者の葉佐井博巳・広島大名誉教授(85)=広島市佐伯区=は1980年代、原爆開発の地・米ロスアラモスで「原爆投下正当化論」に直面。以降、強い危機感から、広島原爆の被ばく線量の研究に力を注ぎ、退職後は被爆者として証言活動に力を入れてきた。オバマ氏が立つ平和記念公園は、多くの住民が一瞬にして命を奪われた場所。「そこでどう感じたのか、素直に語ってほしい」。葉佐井さんはオバマ氏にそう望み、核廃絶の願いを託す。【山田尚弘】

 原爆投下時は広島県立広島一中(現広島国泰寺高)の2年生。学徒動員で市外の兵器工場にいたため無事だった。翌日、爆心地から約1・4キロの自宅に向かい、入市被爆した。「一人になっても国のために戦え」と教えられた根っからの軍国少年。焼けただれた無数の死体を見たが、「国民も一緒に殺されるのが戦争」と信じ、「当時、原爆が非人道的とは…

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