2016参院選出馬予定

予想される顔ぶれ 選挙区(その2止)

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 ◆近畿

維新、複数擁立難航 大阪

大阪 4(6)

松川るい   45 [元]外交官      自新

尾立源幸   52 党府代表     (2)民現

石川博崇   42 [元]防衛政務官 (1)公現

渡部結    35 党府委員        共新

浅田均    65 党政調会長       維新

数森圭吾   36 幸福府副代表      諸新

自民、擁立1人のみ

 民進、公明の現職と自民、共産、おおさか維新などの新人計6人が、6年前より1増となった4議席を争う。

 2人擁立も視野に入れていた自民は現職の出馬断念により、松川氏1人に絞った。女性活躍の象徴的存在として打ち出す。3選を目指す民進の尾立氏は安全保障関連法や政権の経済政策などを批判し、公明の石川氏は防衛政務官などを務めた1期目の実績を強調。共産の渡部氏は労働問題などを取り上げ、若者層への浸透を図る。維新は大阪府議の浅田氏に続く2人目擁立を模索するが、4月の衆院京都3区補選での大敗などを受け難航している模様だ。

自公競合、混戦か 兵庫

兵庫 2→3(6)

末松信介   60 党県会長     (2)自現

水岡俊一   59 党県代表     (2)民現

伊藤孝江   48 弁護士         公新

金田峰生   50 党県常任委員      共新

片山大介   49 [元]NHK記者    維新

湊侑子    33 幸福県副代表      諸新

 改選数1増。これまで支援を受けてきた公明と競合することになった自民の末松氏は、組織引き締めに躍起。24年ぶりに候補を立てる公明の伊藤氏は党幹部が応援のため頻繁に来県、自民の推薦も受ける。

 民進の水岡氏は、旧維新の党の支持層などへの浸透に加え、連合兵庫を中心とした組織固めを進める。金田氏は2004年に失った共産の議席奪還を目指す。

 おおさか維新の片山氏は片山虎之助共同代表の次男。15年統一選で増えた地方議員を中心に行革を掲げ戦う。

滋賀 1(3)

小鑓隆史   49 [元]経産省官僚    自新

林久美子   43 [元]文科政務官 (2)民現

荒川雅司   41 幸福県副代表      諸新

 自民と非自民が接戦を続けてきた選挙区。自民は2014年の知事選で推薦した小鑓氏を公認し、公明も推薦。県内4小選挙区で全勝した同年の衆院選に続き、議席奪取を狙う。民進、共産、社民は3選を目指す民進の林氏を統一候補にすることで合意した。おおさか維新も候補擁立を模索している。

京都 2(3)

二之湯智   71 [元]副総務相  (2)自現

福山哲郎   54 党幹事長代理   (3)民現

大河原寿貴  39 弁護士         共新

 2010年参院選で2位当選だった自民の二之湯氏は、党勢回復に乗じてトップでの3選を狙う。1議席を死守したい民進は福山氏が4選を目指す。

 3年前に15年ぶりの議席を獲得した共産は新人で弁護士の大河原氏を擁立した。4月の衆院京都3区補選で大敗したおおさか維新も、候補者擁立に向け調整中。

奈良 1(4)

佐藤啓    37 [元]総務省職員    自新

前川清成   53 [元]副内閣相  (2)民現

吉野忠男   57 大阪経大教授      維新

田中孝子   60 幸福県副代表      諸新

 旧民主が2004年以降3連勝し、13年は自民が勝利している。自民は元総務官僚の佐藤氏を擁立し、県内をこまめに回って知名度アップを図る。3選を目指す民進の前川氏は議席死守を期す。野党共闘態勢がようやく整い、共産新人は選挙区出馬を取り下げた。おおさか維新は3月に吉野氏の擁立を発表し、地方議員と連携して浸透を図る。

和歌山 1(3)

鶴保庸介   49 党政審会長    (3)自現

西本篤    46 幸福県副代表      諸新

由良登信   63 弁護士         無新

共闘、先行き不透明

 4選を狙う自民の鶴保氏に、安全保障関連法廃止などを求める市民グループが擁立した無所属新人の由良氏が挑む。民進と共産は立候補予定者を取り下げた。ただ共産、生活と社民県連が由良氏を推薦したのに対し、民進は推薦を見送った。「統一候補」の形にはなったが、どこまで協力が進むかは不透明だ。

 ◆中国・四国

合区、党派か地縁か 鳥取・島根

鳥取・島根 2→1(3)

青木一彦   55 [元]国交政務官 (1)自現

国領豊太   34 幸福事務局長      諸新

福島浩彦   59 [元]消費者長官    無新

 合区を受けて自民は旧島根選挙区選出の青木氏を公認し、再選を目指す。民進、共産、社民の野党3党は3月に共闘を決め、鳥取出身で無所属の福島氏を推薦。共産の立候補予定者は比例代表に回った。

 与野党で候補予定者の出身県が分かれ、有権者が「党派」「地縁」のどちらを重視して投票するかも注目される。

岡山 1(3)

小野田紀美  33 [元]東京都区議    自新

黒石健太郎  32 会社社長        民新

田部雄治   40 幸福県副代表      諸新

 事実上、新人同士の与野党一騎打ち。自民が公募で擁立した県出身の元東京都北区議、小野田氏は県選出国会議員の全面支援で名前の売り込みに懸命。引退する民進の江田五月氏の後継、黒石氏は1月に出馬表明。共産、社民の推薦も受け、出遅れの巻き返しを図る。

広島 2(6)

宮沢洋一   66 党税調会長    (1)自現

柳田稔    61 [元]法相    (3)民現

高見篤己   64 党県常任委員      共新

灰岡香奈   32 党支部長        維新

中丸啓    52 [元]衆院議員     こ新

佐伯知子   36 幸福県副代表      諸新

 2004年以降4回の参院選で自民と旧民主が議席を分け合う。自民は衆院議員を3期務めた宮沢氏が再選を目指す。民主は10年には2人立てたが、民進となった今回は4選を狙う柳田氏の1議席確保に注力。共産は高見氏、おおさか維新は灰岡氏、こころは中丸氏を擁立。

山口 1(3)

江島潔    59 国交政務官    (1)自現

河井美和子  53 幸福県副代表      諸新

纐纈厚    65 [元]山口大教授    無新

 自民の江島氏は国土交通政務官として熊本地震の対応に追われたが、14日に山口市で事務所開きをして活動を本格化。民進、共産、社民が擁立した纐纈(こうけつ)氏は、市民団体の支援を受けている。

香川 1(3)

磯崎仁彦   58 [元]党副幹事長 (1)自現

田辺健一   34 党県常任委員      共新

中西利恵   53 幸福県副代表      諸新

 自民の磯崎氏は2010年参院選の候補者公募で選ばれた。再選を目指し、地元をこまめに回る。民進が5月に推薦を決め、社民も支援する予定だった県議は立候補を取りやめ、野党は全国の「1人区」(改選数1)で唯一、共産の田辺氏で候補者を一本化した。

愛媛 1(3)

山本順三   61 副国交相     (2)自現

森田浩二   56 幸福県副代表      諸新

永江孝子   55 [元]衆院議員     無新

 強力な支持基盤を持つ自民は、県議出身の山本氏が3選を目指す。民進、共産、社民などは、旧民主で衆院議員を1期務めた永江氏を野党統一候補として擁立。若者を中心とした無党派層の取り込みが勝敗を分けそうだ。

徳島同士の争い 徳島・高知

徳島・高知 2→1(3)

中西祐介   36 財務政務官    (1)自現

福山正敏   45 幸福両県役員      諸新

大西聡    53 弁護士         無新

 合区に伴う調整の末、徳島を拠点とする候補同士の争いになった。

 自民が公認した旧徳島選挙区選出の中西氏は高知の企業や集会を重点的に回って再選への足場固めを進める。今後は徳島でも活動を活発化する。

 無所属の大西氏は民進の推薦を受け、共産、社民も支援する野党統一候補となることで3月に合意した。共産の立候補予定者は比例代表に回る。

 ◆九州

自公で2議席狙う 福岡

福岡 2→3(8)

大家敏志   48 [元]財務政務官 (1)自現

古賀之士   57 [元]民放社員     民新

高瀬弘美   34 [元]外交官      公新

柴田雅子   32 病院職員        共新

森上晋平   32 会社員         維新

竹内信昭   63 党県副代表       社新

石井英俊   39 NPO理事長      こ新

吉冨和枝   57 幸福県副代表      諸新

 改選数が1増するが、自民は2人目の擁立を見送って保守層の支持の結束を図る。トップでの再選を目指す大家氏の得票目標を70万票に設定した。

 民進は、引退表明した現職から後継指名された古賀氏が、元地元民放アナウンサーの知名度を生かし浸透を図る。

 24年ぶりの選挙区挑戦となる公明は、高瀬氏が自民の推薦を受けたことを前面に出し、支持拡大を目指す。

 共産は柴田氏を立て無党派層などを取り込む構え。おおさか維新は森上氏、社民は竹内氏を擁立する。こころは石井氏が初議席を狙う。

震災対応争点に 熊本

熊本 1(3)

松村祥史   52 [元]経産政務官 (2)自現

木下順子   57 幸福県副代表      諸新

阿部広美   49 弁護士         無新

 熊本地震の復旧・復興が大きな争点になりそう。知名度で優位に立つ自民の松村氏は2期の経験、実績を訴える。だが、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡り、支持層の農家には不満も。民進、共産、社民などが統一候補として擁立した阿部氏は地震への対応も含め、安倍政権批判を強める。

佐賀 1(4)

福岡資麿   43 副内閣相     (1)自現

中村哲治   44 [元]法務政務官 (1)民元

上村泰稔   51 党県常任委員      共新

中島徹    41 幸福県副代表      諸新

 自民は再選を目指す福岡氏が各種団体に推薦願を出すなどして組織固めを図っている。候補者の選定が難航していた民進は奈良県出身の元職、中村氏を擁立。社民も中村氏の推薦を決めた。共産は上村氏の取り下げを検討しており、野党候補の一本化に向けた調整が大詰めを迎えている。

長崎 1(3)

金子原二郎  72 [元]知事    (1)自現

西岡秀子   52 党県代表代行      民新

江夏正敏   48 幸福政調会長      諸新

 自民の金子氏は、県内の衆参全選挙区を独占する党の厚い地盤が強みで、公明の推薦も受ける。国政報告会などで支持固めを図っている。

 西岡氏は、安全保障関連法の廃止を訴える市民団体の仲立ちで、共産、社民、生活から支援を受ける。参院議長を務めた父武夫氏(故人)の知名度も生かす。

大分 1(3)

古庄玄知   58 弁護士         自新

足立信也   58 [元]厚労政務官 (2)民現

上田敦子   49 幸福県副代表      諸新

 議席奪還を目指す自民は公募を経て擁立した古庄氏が、経済再生や憲法改正などを訴える。民進、共産、社民の野党3党は10日、3選を目指す足立氏を統一候補とすることで正式に合意し、野党共闘が成立。与野党による事実上の一騎打ちの構図が固まった。

 合意を受け、共産は公認していた候補の選挙区での擁立を取り下げた。

宮崎 1(3)

松下新平   49 副総務相     (2)自現

河野一郎   56 幸福県副代表      諸新

読谷山洋司  52 [元]内閣参事官    無新

 3選を目指す自民の松下氏に対し、野党の共闘態勢が整いつつある。松下氏は公明の推薦を得て、副総務相の実績をアピールする。新人の読谷山氏は、民進、社民の推薦を受けた。共産も候補を取り下げており、反自民票の結集を図る。

鹿児島 1(3)

野村哲郎   72 [元]農水政務官 (2)自現

松沢力    34 幸福県副代表      諸新

下町和三   56 連合県役員       無新

 3選を狙う自民の野村氏に、新人の下町氏が野党統一候補として臨む構図となる。野村氏は各種団体の推薦を得て国政報告会を中心に支持固めを図る。反安倍政権を掲げ民進の推薦を受けた下町氏に対し14日、共産、社民も支援を表明。社民は推薦し、共産も県委員会が推薦する。

辺野古巡り激戦 沖縄

沖縄 1(3)

島尻安伊子  51 沖縄・北方相   (2)自現

金城竜郎   52 幸福県副代表      諸新

伊波洋一   64 [元]宜野湾市長    無新

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古への県内移設問題を巡り激戦が予想される中、自民の島尻氏は頻繁に県内入りして現職閣僚の存在感をアピールしている。新人の伊波氏は移設反対の翁長雄志知事を支える共産、社民や保守系の一部が推す。6月5日投開票の県議選の結果も影響しそうだ。


名鑑の見方

<選挙区>

▼都道府県の右の数字は改選数。2013年→16年。カッコ内は立候補予定者数

▼候補予定者は左から▽氏名▽年齢(25日現在)▽職業・肩書▽当選回数▽党派▽現職・元職・新人の別

<政党名>

自=自民

民=民進

公=公明

共=共産

維=おおさか維新

社=社民

生=生活

こ=こころ

元気=元気

改=改革

諸=諸派

無=無所属

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