メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

鬼平を歩く

江戸・東京今昔/32 遊楽の新開地 門前仲町 飲食街の名残、随所 /東京

富岡八幡宮東側の堀跡「八幡堀遊歩道」に架かる八幡橋。国の重要文化財に指定されている

 地下鉄東西線門前仲町駅の南、大横川に架かる巴橋。この橋の東側に江戸時代、船着き場があった。1830年代に刊行された「江戸名所図会」の富岡八幡宮には、参詣客を乗せた屋根船でにぎわう船着き場と境内、本殿が描かれている。

 「密偵・小房(こぶさ)の粂八(くめはち)が亭主におさまっている、深川石島町の船宿〔鶴や〕で昼餉(ひるげ)をすませた長谷川平蔵は、久しぶりで富岡八幡宮へ参詣しようとおもいたった」

 時代小説「鬼平犯科帳」(池波正太郎著、文春文庫)第13巻第5話「春雪」では、火付盗賊改方長官、長谷川平蔵は粂八が操る舟で船着き場に降り立つ。平蔵はここからまっすぐ続く参道と鳥居を眺めるのだが、今は船着き場があったあたりに立つと、建ち並ぶ飲食店しか見えない。

この記事は有料記事です。

残り1153文字(全文1479文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「検査数少なく正確な評価困難」 在日米大使館が「予測困難」と米市民に帰国促す

  2. 政府、収入減世帯に30万円給付へ 7日にも閣議決定

  3. 「配布計画は裏目に出た」 アベノマスク批判、米欧主要メディアも報道

  4. ファクトチェック マスクは首相の地元・山口県の企業が受注? 「全世帯配布」で駆け巡ったツイート

  5. ナイトクラブや風俗業、休業補償の対象外 厚労省「公金助成ふさわしくない」に批判

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです