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いとしま学

独自テキストで郷土愛を 糸島市の小5、中1に授業 今年度スタート /福岡

糸島市と県が連携して作製したテキスト「いとしま学」を開き、郷土の歴史を学ぶ児童たち

 多くの古墳があり、弥生時代の硯(すずり)が出土するなどの糸島の歴史や文化の貴重な遺産をはじめ産業や自然などを学ぶ「いとしま学」の授業が27日、糸島市立前原小学校(東寺恵子校長)であった。

【三嶋祐一郎】

 古里への誇りと愛情を育んでもらおうと、市と県で構成する糸島地域広域連携プロジェクト推進会議が糸島の未来の人材を創る「いとしま学」のプロジェクトを進めており、九州大や郷土史家、市役所の各部署が連携し糸島の地域の魅力がいっぱいのテキスト「いとしま学」を作った。小学生版と中学生版の各1500部を市内の小学5年と中学1年に配り、今年度から総合学習の時間で活用する。

 この日、5年1組で木村利徳教諭(41)と児童35人が色鮮やかなイラスト(図説)を参考に糸島の稲作の歴史を学んだ。市内の三雲・井原遺跡から出土した石包丁や水田に残っていた弥生人の足跡などから、日本でいち早く米づくりが始まったのが糸島だと知ると、児童たちは興味津々。床を高くしたり、ネズミ返しでネズミや害虫の侵入を防いで米を守った古代人の知恵に感心しきりだった。

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