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クローズアップ2016

オバマ米大統領広島訪問(その2止) 行動求める被爆地 理想と現実に隔たりも

「きょうがスタート」

 「被爆地を訪れて核被害の実相を知ってほしい」と求めてきた広島にとって、原爆投下国のトップであるオバマ米大統領による訪問は悲願だった。平和記念公園で献花したオバマ氏は、短時間とはいえ被爆者と面会し、原爆資料館を見学したり原爆ドームの説明を受けたりした。

 オバマ氏と握手した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)代表委員の坪井直(すなお)さん(91)は「広島に来て、少しでも感じてくれたのだから評価したい。これがきっかけで核廃絶のスタートになる」。松井一実・広島市長は「長い時間ではなかったが被爆の実相に触れ、核兵器廃絶の決意をより強固にしたのではないか」と語った。

 被爆地・被爆者はオバマ氏が2009年のプラハ演説で「核兵器なき世界」を唱えたことに期待したが、その後も核廃絶・核軍縮が遅々として進まないことに失望が広がっていた。被爆70年の節目だった昨年8月6日の広島平和記念式典で、松井市長は「今こそ行動を」と強く促した。今回の訪問については「オバマ氏の実績作りに利用してほしくない」(「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」の森滝春子共同代表)などと懸念もあったが、…

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