世界遺産

温暖化で31カ所危機 ユネスコが報告書

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上空から眺めた北海道・知床半島。左奥が知床岬。右奥は国後島=2015年6月29日、本社機「希望」から手塚耕一郎撮影
上空から眺めた北海道・知床半島。左奥が知床岬。右奥は国後島=2015年6月29日、本社機「希望」から手塚耕一郎撮影

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)などは、地球温暖化により29カ国計31カ所の世界自然遺産と文化遺産が危機に直面しているとの報告書をまとめた。日本では北海道の知床が、流氷の減少による生態系への影響を指摘された。ユネスコは「世界遺産条約が締結された1972年以降、温暖化のリスクがこれほど高まっているのは初めて」と警告する。

 自然遺産の知床では、最近30年間で流氷が減少傾向にあるとの調査報告を紹介。流氷は魚の餌となる植物プランクトンを増やし、これを食べる小型魚類、小型魚類を食べるサケ、サケを食べるヒグマと食物連鎖の源になっている。流氷が減れば生態系を崩しかねないと指摘した。

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