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漫画で解説

保育士が足りないの巻

待機児童は全国に6万人? 有資格者を生かせていない理由

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「保育園落ちた日本死ね!!!」 このブログが話題になりました。 認可保育所に入れない0~5歳児は 2015年4月時点で約2万3000人 というのが公式発表です。 無認可保育所に入るのは、国の基準を満たさず 補助金を受けていないので、利用料金が高額な 場合が多いというのが現状です。 2015年4月時点での待機児童数ワースト ランキングを見ると、1位:東京都世田谷区 1182人、2位:千葉県船橋市 625人、 3位:沖縄県那覇市 539人と、 待機児童は都市部に多いことが分かります。
これは待機児童の定義の問題です。 例えば、東京都世田谷区では育休中も 含むため待機児童が多く、京都市では 育休中を含まないため待機児童が少ないということです。 公式の「待機児童」に含まれないけど 保育所に空きを待っている子供は 全国で6万人いるのです。 こんなにも多い原因の一つに、保育士不足があります。 2014年時点で保育士登録者は124.6万人いるのですが、 認可保育所の保育士は35.6万人、 潜在保育士が68~76万人というように、 資格を持っているのに保育士として 働いていない人がたくさんいるのです。 そんな「潜在保育士」の63%は 「条件がクリアされたら働きたい」と答えています。 この条件とは、賃金と休暇です。 2015年の平均月収は21万9200円で、 保育士は激務の割に給与が低いのが現状です。
認可保育所の運営費は1人当たりの 保育料などに応じて決まります。 保育士の給料はその中から支払われるのです。 保育料は国の基準額が決まっているため 簡単には上げられず、もし上げた場合は 誰も子供を産まなくなってしまいます。 政府は17年末までに保育の受け皿を 40万人分増やす計画です。 約6.9万人不足する見込みなのです。 また政府は「ニッポン1億総活躍プラン」に 賃金引き上げ政策を盛り込みます。
17年度から月額2%、約6000円引き上げ、 昇給制度がなく離職率が高いためベテラン 保育士に給与を手厚く配分する方針です。 教材作りや保護者との懇談…保育士は多忙なのです。 早朝と夕方の配置基準を緩和して 勤務負担を減らす策も実施されます。 また年1回だった保育士試験が 16年度から2回に増やされました。

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