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「王の運命」イ・ジュニク監督 家族の人間関係に焦点

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イ・ジュニク監督
イ・ジュニク監督

 多くの韓国ドラマで描かれる朝鮮王朝の英祖(1694〜1776年)には、王位を継がせるはずだった子を、米びつに閉じ込め殺してしまう史実がある。この1762年の事件「壬午禍変」を映画化した「王の運命(さだめ)−−歴史を変えた八日間」のイ・ジュニク監督は語る。「王家を描きたかったのではなく、父と子さらに孫の3代の人間関係に焦点を当てたかった。民主主義の現代、王朝はないけれど、一つ一つの家族が『王家』かもしれないね」

 英祖は思悼世子に期待をかけ、学問や礼法をたたき込む。しかし、世子は奔放な青年に成長。父子はすれ違いを見せ、ついに父は、息子に自害を迫るまでに至る。「権力は分かち合えない。父と子は競争関係となり、洋の東西を問わず悲劇を生む」

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