加藤旭さん

16歳の作曲家、CD残し逝く 脳腫瘍と闘い

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闘病中の加藤旭さん=神奈川県鎌倉市の自宅で2015年8月16日、宇多川はるか撮影
闘病中の加藤旭さん=神奈川県鎌倉市の自宅で2015年8月16日、宇多川はるか撮影

 10歳までに約480曲を作曲し、脳腫瘍と闘ってきた高校2年の加藤旭(あさひ)さん(16)=神奈川県鎌倉市=が今月20日、亡くなった。主治医の余命宣告を超えた昨夏以降、家族や友人のほか、音楽でつながった多くの人に支えられてきた。闘病中に作曲した作品を収録した2作目のCD「光のみずうみ」の完成を待って旅立った。

 4歳から作曲を始めた旭さんは13歳で脳腫瘍を発症し、徐々に光を失い、立てなくなった。「自分の曲を何かに役立てたい」との願いを受け、旭さんに音楽を教えたピアニストで昭和音楽大教授の三谷温さん(56)らの力を借り、家族が昨年5月、幼少時の作品を収録したCDを完成させた。その前月、主治医は余命を「長くて3カ月」と告げていた。

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