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小児がん征圧キャンペーン「生きる」

小児がん征圧キャンペーン20周年 生き抜いた先生 最後の授業

病床の延哲也さんと浩子さん=福岡県大川市で2016年5月4日、本橋由紀撮影

 小児がん経験者のリーダー的存在として知られる福岡県大川市の元高校教師、延(のぶ)哲也さん(45)が5月26日、亡くなった。38歳で発症した大腸がんとたたかい、この春、元生徒たちを前に「最後の授業」を行った。強い意志を持って生き続ける姿を示していた。

 ●13歳で白血病に

 今では約7割が治ると言われる小児急性骨髄性白血病だが、延さんが13歳でかかった頃の長期生存率は極めて低かった。闘病生活の中で、延さんは「できるだけ多くの人と関わりたい」と考えるようになり、教員を目指した。

 大学を卒業した後、西日本短大付属高校(同県八女市)の教員となり社会科を教えた。朗らかな人柄で、生徒にも「のぶちゃん」と愛された。教壇では病気の経験を明かすことはなかったが、1998年に同じ久留米大学病院で治療した仲間同士で支え合う小児がん経験者の会「スマイルデイズ」を発足させた。

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