名人戦

弱点ない、スキない…20代の佐藤新名人は総合力

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
羽生善治名人を破り名人位を獲得し、感想戦で対局を振り返る佐藤天彦新名人=山形県天童市の天童ホテルで2016年5月31日午後7時4分、長谷川直亮撮影
羽生善治名人を破り名人位を獲得し、感想戦で対局を振り返る佐藤天彦新名人=山形県天童市の天童ホテルで2016年5月31日午後7時4分、長谷川直亮撮影

 将棋界に新世代の覇者が誕生−−。山形県天童市の天童ホテルで30、31日に指された第74期名人戦七番勝負(毎日新聞社・朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第5局は、挑戦者の佐藤天彦(あまひこ)八段(28)が羽生善治名人(45)に勝ち、4勝1敗で新名人の誕生となった。第60期以降、羽生と森内俊之九段(45)の2人が名人の座を14期守ってきたが、20代の新名人の誕生で新時代を迎えた。

 以前から注目されていた佐藤だが、昨年A級に昇級すると、ためていたエネルギーを爆発させるかのような大活躍。1期目のA級順位戦を8勝1敗で通過し、名人戦の挑戦権を得た。昨秋の王座戦は羽生王座に2勝3敗で惜敗。今年の棋王戦は渡辺明棋王(32)に1勝3敗で、タイトル獲得には至らなかった。

この記事は有料記事です。

残り601文字(全文935文字)

あわせて読みたい

注目の特集