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「子を持つ・持たない」の自由 「産めよ殖やせよ」の価値観、今も

産まない選択をしたが、「今の幸せを与えてくれた夫が望むなら考えたい」と気持ちは揺れる木村さん=愛知県内で

 女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率が2015年は1・46となり、21年前の水準まで戻った。少子化・人口減は深刻な社会問題だが、そもそも「子を持つ・持たない」は個々の人生観や事情に合わせ、自由に選択されるべきこと。2月には女優の山口智子さん(51)が女性誌で「子どもを産んで育てる人生ではない、別の人生を望んだ」と語り、話題を呼んだ。産む自由、産まない自由について考えてみたい。

 日本は国策として人口管理を進めてきた歴史を持つ。明治時代の「富国強兵」から第二次世界大戦に至る過程で戦力増強のために出産が奨励され、いわゆる「産めよ殖やせよ」政策がとられた。敗戦後はベビーブームを受けて家族計画や産児制限を推進。高度経済成長期には「会社員の夫と専業主婦の妻、2人の子」がモデルとされた。1990年代以降、晩婚化・少子化が加速。出生率は05年に過去最低の1・26まで落ちこみ、人口は緩…

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