メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

論点

シャープ再建問題

買収契約締結後、握手を交わす(右から)シャープの高橋興三社長、鴻海精密工業の郭台銘会長、戴正呉副総裁=堺市堺区で2016年4月2日、久保玲撮影

 <オピニオン opinion>

 経営危機に苦しむシャープ。台湾の電子機器受託製造大手・鴻海(ホンハイ)精密工業と、官民ファンドの産業革新機構による激しい争奪戦の末、鴻海の傘下で再建を目指すことが決まった。日本の電機大手が外資の傘下に入る初めてのケース。シャープの再建を巡る議論から見えてきたものは。

国内再編は時代遅れ 若林秀樹・サークルクロスコーポレーション社長

 シャープは鴻海グループに入るしかなかった。産業革新機構の提案と比べても、買収金額など条件面は似たり寄ったりだった。しかし、買収後に株を売却する出口を探すファンドと組んだのでは相乗効果が生まれない。さらに革新機構の本当の狙いはシャープ救済ではなく、経営が苦しい機構傘下の液晶パネル大手、ジャパンディスプレイ(JDI)を規模拡大によって助けることのように映った。一方で、日本に鴻海ほどの好条件を出せる企業はなかった。

 鴻海の売上高は15兆円超とシャープの5倍以上はある。少し前までは米アップルのスマートフォンをほぼ1…

この記事は有料記事です。

残り4004文字(全文4443文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ウソだった…宮迫博之ら11人を謹慎処分「2万〜3万円のギャラの芸人も 最初から全てを話すべきだった」(スポニチ)
  2. わいせつ動画投稿疑い 長崎県職員の22歳女を逮捕 京都府警
  3. 松本人志、闇営業の実態解明は“吉本に任せる”(スポニチ)
  4. 深田恭子 「ルパンの娘」“泥棒スーツ”姿披露 瀬戸康史らと決めポーズ サカナクションが主題歌
  5. ORICON NEWS EXIT、闇営業報道で余波?「お達しが出まして…」 『M-1』への熱い思いも告白

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです