参院選
日程決まり選挙戦モード 与党「経済最優先」訴え
毎日新聞
2016/6/2 21:34(最終更新 6/3 00:48)
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参院選の日程が決まり、各党は7月10日の投開票日に向けて選挙準備を本格化させた。自民党は「与党で改選過半数(61議席)」を目標に掲げ、安定した政権運営の継続を目指す。これに対し、民進、共産、社民、生活の野党4党は改選数1の「1人区」での協力をてこに、「自民1強」の政治状況を変えようと懸命だ。
2日、経団連の定時総会に出席した安倍晋三首相は「選挙に勝ち抜き、経済最優先で取り組む」と支援を訴えた。消費増税を再延期した首相の判断には経済界からも批判が出ているだけに、自民党としては、是が非でも与党で改選過半数を達成しなければならない。
稲田朋美政調会長は2日の記者会見で「首相は非常に高いハードルを設けた。1人区は決して楽観できる状況ではない」と指摘。別の同党幹部も「急に逆風が吹いてバタバタと議席を減らすこともあり得る」と危機感をあおった。
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