小2保護

偶然や好条件重なり

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男児が行方不明になった方角の自衛隊演習場の境界付近。長期間使用していないゲートなどがあり、周辺は草木で覆われている=北海道鹿部町で2016年6月3日午後1時40分、手塚耕一郎撮影
男児が行方不明になった方角の自衛隊演習場の境界付近。長期間使用していないゲートなどがあり、周辺は草木で覆われている=北海道鹿部町で2016年6月3日午後1時40分、手塚耕一郎撮影

 北海道の山中にしつけのため置き去りにされ、行方不明になっていた北斗市追分4、小学2年、田野岡大和さん(7)。6日ぶりに無事見つかったのは警察などの捜索範囲外の自衛隊演習場内の施設だった。厳しい冷え込みが続き、捜索態勢も縮小する中で、偶然や好条件も重なり、小さな命はつながった。

 陸上自衛隊によると、大和さんがいた廠舎(しょうしゃ)と呼ばれる簡易宿泊施設は、幅6メートル、縦30メートルの半円状の木造。演習時の宿泊や休憩などに使われ、50人まで利用可能という。板敷きの室内には、約40枚のマットレスが積まれていた。

 大和さんが行方不明になった場所から同施設は直線でも約6キロ。演習場までは複数の林道があり、「道なりに歩いたら10キロある。上り下りもある山道で、隊員でも2時間半はかかる」(陸自担当者)という。

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