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漫画で解説

ゆとり世代の巻

詰め込み暗記学習への反省から誕生…私たちだって頑張ってる!

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「これだからゆとり世代は…」こんな言葉を聞いたことはありませんか? ゆとり世代からしてみれば、私たちのせいではないのにとお思いでしょう。 なぜ「ゆとり教育」を導入したのでしょうか? ゆとり教育とは1977年、当時の文部省が 学習指導要領に取り入れた方針で、 経済成長を背景にした知識詰め込み教育への批判や、 自分で考え判断する力が育たなかったという反省から生まれました。
それ以来、徐々に教科学習量を減らし、 土曜日も休みになり、2002年度から 「総合的な学習の時間」と学校週5日制が 完全実施されました。 また、内申点の絶対評価も、ゆとり教育の特徴です。 クラスの中で高評価がもらえる生徒の割合が あらかじめ決まっているのが相対評価。 これに対し、一定の水準に達していれば 何人でも高評価をもらえるのが絶対評価です。 ゆとり世代は、自分が受けた教育を どう受け止めているのでしょうか? 「総合」の時間はクラスのみんなで お年寄りのお家にお話を聞きに行って すごく喜んでもらったり、 土曜が休みなので週末に家族旅行したりと いい思い出になったという人もいます。
しかしなぜ、ゆとり教育は悪く言われるのでしょうか? それはPISAショックが原因だと思われます。 PISAとは、15歳の国際学習到達度 調査経済協力開発機構が実施しているものです。 2003年に実施された調査で、 日本は読解力の分野で前回調査より 順位も平均点も下がってしまいました。 そこで学力低下とゆとり教育を結びつける 論調が優勢になり、安倍晋三氏は 著書の中でゆとり教育を批判しました。 2008年、改定された学習指導要領では 授業時間や内容が増え、「総合」の時間も 2011年度から週2時間ほどに減らされました。 特別な必要があれば土曜日授業は 今も認められているので、東京都などでは この規定を使い2010年度から土曜授業を 実施しています。 ゆとり世代は間違った教育を受けてきたのでしょうか?
まず、PISAですが順位を競うのではなく、 学習したことを社会で活用できるかを測るのが 本来の目的です。 2004年の学力調査では、前の世代よりも 高い成績を出していました。「自ら考え、解決する力」が どこまでついたかは今から社会で検証されるのでは ないのでしょうか。 ゆとり世代は安定志向が強いですが、 それは景気低迷のせいで ゆとり世代だから何でも悪いくくっては いけませんね。 ガツガツしたところはないですが、 仕事を地道にこなすことが得意なのが ゆとり世代なのです。 紅葉さん、どうやら「スマ町ゆとり組」を結成して、 頑張っているところを見せようと考えているようです。 しかし名前はどうにかなりませんかね…。

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