中央アジア・トルクメニスタンの首都アシガバート近郊の小高い丘に、古代の都市跡が広がる。紀元前3世紀〜紀元3世紀ごろに栄えたパルティアの初期の首都ニサ。その遺跡には、現在のトルコ東部からシリアやイラク、サウジアラビアの一部、イラン、アフガニスタン、パキスタンにまたがる地域を治めた王国の栄枯盛衰が刻まれている。
日本となじみが深いとは言えないトルクメニスタンは「未知の国」とも呼ばれる。自由な往来は難しいが、今回は同国政府の招待を受けて現地を訪ねることができた。
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