ミュージシャンの大江千里さん(55)と小説家の平野啓一郎さん(40)の著書の刊行を記念した対談イベントが5日、青山ブックセンター本店(渋谷区神宮前)で行われた。20代から第一線で活躍する2人が、「音楽と小説と、クリエイターにとっての40代」というテーマで、創作への新たな取り組み、キャリアの築き方について語った。
平野さんは最新作「マチネの終わりに」(毎日新聞出版)で、40歳を目前に本気の恋をし、スランプにもがき苦しむ天才クラシックギタリストを主人公に据えた。その理由について平野さんはまず、「過去を振り返っても、40代で迷走したり、実験的な試みをしたりした文学者やアーティストはわりと多い」とした上で、次のように述べた。
この記事は有料記事です。
残り1191文字(全文1504文字)
毎時01分更新
なるほドリ また「緊急事態(きんきゅうじたい)宣言(せんげ…
患者の死亡事故が起きた医療機関に原因調査や第三者機関への報…
地しんからおよそ五か月。子どもたちをはげますためにかかれた…