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次世代の戦後

記憶と表現 国民服 武庫川女子大講師(ファッション史)井上雅人さん

武庫川女子大講師の井上雅人さん=清水有香撮影

 戦時中、国民服とモンペが普及した。ファッション史を研究する井上雅人さん(41)は「単なる押しつけではなく便利さが受けた」と指摘。皮肉にもその体験が戦後の洋裁ブームや洋装化を後押しし、「戦後民主主義の実践」として時代を変える力になったと考える。ファストファッションが浸透する今、ものづくりを柱にした当時の洋裁文化には「暮らしを見直すヒントがある」と話す。【清水有香】

 洋裁学校の急増や型紙付き服飾雑誌の流通、デザイナー団体による新作発表……。主に1940〜50年代、洋裁を中心に衣服を巡るさまざまな動きがわき起こった。井上さんはそれらを「洋裁文化」と呼ぶ。米国へのあこがれや貧しさゆえの節約だけでは説明できない「女性主体の文化現象といえます」。戦中と戦後復興期を連続した生活の相で捉えることで、「普通の人々の文化が見えてくる」と説明する。

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