プロ野球の読売巨人軍が、球界で申し合わせた「最高標準額」を超える契約を新人選手と結んだとする朝日新聞の記事で名誉を毀損(きそん)されたとして、同社に5500万円の賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(滝沢泉裁判長)は8日、請求を退けた1審・東京地裁判決を変更し、朝日新聞社に330万円の賠償を命じた。
高裁判決は、巨人が1997〜2004年度に6選手と最高標準額を大幅に上回る総額36億円の契約を結んだとする記事は「真実性の証明がある」と1審を支持した。だが他球団が超過契約金を支払い、07年に日本野球機構(NPB)から厳重注意を受けた問題を挙げて「(他球団と)同じ非難を受けても仕方ない」と論評した編集委員の記事については、契約条件が異なるため「巨人が同じ処分を受ける可能性はなかった」として名誉毀…
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