主権者教育
「政治的中立」確保に苦慮…高校教員100人
毎日新聞
2016/6/9 07:30(最終更新 6/9 07:30)
有料記事
1683文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

毎日新聞が公民科や主権者教育を担当する47都道府県の高校教員100人にアンケートしたところ、約6割が主権者教育の担い手になることを「前向きに受け止めている」とする一方、文部科学省が授業に求めている「政治的中立」について、確保できるかどうか不安や戸惑いを感じていることが分かった。国政選挙では今夏の参院選から18歳選挙権が実現するが、主権者教育の担い手の多くが政治的中立を巡って悩む姿が浮かんだ。【まとめ・高木香奈、伊澤拓也】
5月下旬〜6月上旬、男性52人、女性48人に選択と自由回答の設問で聞いた。年齢は▽20代13人▽30代19人▽40代32人▽50代34人▽60代2人。勤務先は公立81人、私立19人。
この記事は有料記事です。
残り1378文字(全文1683文字)