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アラブの春

5年 政権転覆恐れ統制強化 山本達也准教授 清泉女子大(国際関係論)

 多くの中東の国では、「アラブの春」以降、メディアやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に対する言論統制や弾圧が非常に強まっている。背景にはメディアや国民に自由な言論を許すと、アラブの春のようにデモが広まり、政権が転覆しかねないとの極めて強い危機感があるからだ。

 例えば、エジプトでは、2009年以降、経済が低迷し、失業や貧困、汚職など政府の腐敗に対して国民の不満がたまっていた。一方、ムバラク政権は、海外メディアの記者やSNSへの規制をさほど強め…

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