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メディアの戦い

アラブの春5年・第3部/2 ネット使い政権批判 若者の言論空間に

スイス西部ヌーシャテルで、毎日新聞の取材に応じるアルベル・ザキさん=2016年1月27日、秋山信一撮影

 民主化要求運動「アラブの春」到来直前の2010年11〜12月、エジプトでは人民議会(国会)選挙が実施され、ムバラク独裁政権の与党・国民民主党が議席の8割以上を占めて圧勝した。だが、「想定通り」の選挙結果以上に一般国民の関心を集めたのは、インターネットのソーシャルメディアに投稿された、選挙中の不正を示す動画だった。

 何十枚もの投票用紙に記入していく男性、大量の投票用紙を投票箱に放り込む男性、投票所の床に散らばった記入済みの投票用紙。一連の動画は、投票所の警備を担当するはずの警察当局が、組織的に投票偽造や投票用紙の差し替えを行った疑いを世間にさらした。「小型カメラや携帯電話で撮影された動画が、大量に持ち込まれた」。当時、カタールの衛星テレビ局アルジャジーラのプロデューサーだったムハンマド・ハゼムさん(62)は…

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