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熊本地震

阿蘇猿まわし劇場 客激減も「前を向き頑張る」

地震前と比べて大幅に観客数が減った阿蘇猿まわし劇場で公演する「ぽんちゃん」(手前)と「くり松」(奥)のサルたち=熊本県南阿蘇村で2016年6月7日、宮間俊樹撮影

 熊本県の観光スポット「阿蘇猿まわし劇場」(南阿蘇村)の来園者が熊本地震後、激減している。地震前は1000人超が来場する日もあったが、現在はゼロのこともある。劇場のスローガンは「気づけば皆笑顔」。客がわずか2人の日も、全力の演技で元気を送り続ける。

 今月7日火曜日の午後、約650席の客席に客は2人だけ。軽やかな音楽とともに、同劇場専務で調教師の村崎英治さん(34)と「ぽんちゃん」、調教師(36)と「くり松」の2組が登場した。ぽんちゃんは12歳の、くり松は15歳の、いずれもオス。人間なら30〜40代で、芸歴10年を超えるベテランだという。

 ぺこりと頭を下げてあいさつしたぽんちゃんが、椅子に座って器用に足を組むと観客から笑い声が起こる。二つの台の間を飛び移る演技で、村崎さんは台の間隔をどんどん広げて、その距離は約3.5メートルに。するとぽんちゃんは「無理だよー」とばかりに頭を抱えた。しかし、村崎さんの「はい!」のかけ声で見事一発でクリアすると、この日一番の拍手が起こった。

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