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三浦雅士・評 『チョムスキー 言語の科学−ことば・心・人間本性』=聞き手 J・マッギルヴレイ

 (岩波書店・3888円)

 1866年、パリ言語学会は、言語の起源に関する論文は受け付けないことにした。具体的な証拠もなく空想的な説を展開するものが多く、しかも自国語中心主義に陥ることがしばしばだったからだ。19世紀パリは世界の首都。以後、言語学において起源論はタブーになった。普遍文法を提唱して20世紀以降の言語論を主導してきたチョムスキーも、言語の起源を論じることはほとんどなかった。

 だが、21世紀に入って違ってきた。真正面から言語の起源を論じるようになってきたのである。先史考古学、集団遺伝学、動物行動学などから具体的な証拠が次々に出てきたからだろう。本書は、チョムスキーが哲学者マッギルヴレイのインタヴューに応じたもの。ここでも言語の起源が繰り返し語られる。

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