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元役員が1.5億円不正送金…上場時見抜けず

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東京地検が捜査

 IT関連企業「アップバンク」(東京都新宿区)の役員だった男性(43)が昨夏までの約2年半、外部に約1億4900万円の不正送金を続けていたことが、昨年10月の上場直後に発覚した。元役員は金を自分に還流させていたが、毎日新聞の取材に「手口は稚拙でいつ発覚してもおかしくなかった」と証言した。同社だけでなく上場審査に関わった監査法人や証券会社も不正を見抜けず、同社の内部統制や上場審査の在り方が問われている。

 不正送金については、同社からの刑事告訴を受けた東京地検特捜部が詐欺容疑で捜査に乗り出し、元役員を任意聴取している。元役員は還流させた金を遊興費や借金返済などに充てていたという。

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