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SUNDAY LIBRARY

白河 桃子・評『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』

◆『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』湯山玲子、二村ヒトシ(幻冬舎/税抜き1500円)

◆『「ストーカー」は何を考えているか』小早川明子・著(新潮新書/税抜き720円)

 この連載はひと月に一回。その間にあまりにいろいろなことが起きる。いつもは取材、執筆、講演、たまにテレビなどなど。本や雑誌、ネット記事など、毎日活字を読まない日はないし、本を書いている人と会うことも多い。慶應の後輩であり、唯一のAV監督の知り合い、二村ヒトシさんは最近『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』(湯山玲子、二村ヒトシ)という対談本を出した。「生涯現役」記事で売っている週刊誌には申し訳ないが、「セックスは、無理して自分の人生に取り入れなくてもいいんじゃないか」というあきらめの境地が、日本に蔓延(まんえん)しているという。

 気になったのは「男の支配性、暴力性はセックスに不可欠」であり、その“「男らしさ」を嫌悪する男性が増えたからセックスの数も減っている”という投げかけだ。「草食化」とは、単に若いもんはだらしない、セックスしないという話ではなく「男による男からの逃走」だという視点、さすが湯山玲子さん、深い。

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