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LGBTなどの性的少数者やその家族、教育関係者らが気軽に相談できる場を作りたいと、自らもゲイのカウンセラー、村上裕さん(34)らが無料インターネット通話「スカイプ」を使った24時間のチャットサービスを15日午前10時から始める。匿名で国内外から利用でき、LGBT当事者やLGBTについて知識のあるカウンセラーや相談員らが対応する。村上さんは「不安や自死念慮(願望)は深夜に高まることが多い。誰かと話したい時に利用してもらえれば」と話す。
幼少期から虐待やいじめを経験した村上さんは、大学生の時にうつなどを発症した。カウンセラーにゲイだと告白したが「じゃあ治さないといけませんね」と言われ、無理解に苦しんだという。自殺する友人や知人も少なくなく、性的少数者に理解があるカウンセラーの必要性を感じて2007年、東京都中野区に「カウンセリングルームP・M・R」を開設。深夜に届くメールなどが多いため、24時間対応のサービスを思いついた。
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